最近オーガニックショップや週末のマーケットでよく見かける蜜蝋ラップ。
皆さんは使ってますか?
オーストラリアでは、「ビーズワックスラップ(Beeswax wrap)」と呼ばれています。
色んな可愛い柄が飾ってあるから、何だろう?どうやって使うんだろう?と気になって、マーケットのお姉さんに聞いてきました。
もくじ
蜜蝋ラップの材料
- 蜜蝋(みつろう)→抗菌・防腐作用あり
- オーガニックコットン
- 天然樹脂(ホホバオイル・ココナッツオイルなど)→抗菌効果あり
蜜蝋ラップの良い所!
ふわ~っとミツロウの優しい香りのする蜜蝋ラップには、良い所がたくさんあるんですよ。
- 全て天然素材で作られているため、100%生分解できる
- 洗って何度でも使える
- 身体にも地球にも優しい
- 蜜蝋には抗菌・防腐作用があり通気性が良いので、ラップとして使うのに向いている
- 可愛いからテンション上がる
蜜蝋ラップの使用期限は1年です。
コットンもみつろうも100%生分解できるので、使い終わったら土に返すことができる。。これが一番の利点かな。
プラスチック類は自然分解されないので、小さくなったとしても決して無くなることはありません。それを海の魚たちや野生動物たちが食べて死んでしまいます。
オーストラリアの大手スーパーからは、一切ビニール袋が消えました。
カフェやレストランのドリンクにさしてあるストローはプラスチックから紙の素材にどんどん変わっていっています。
蜜蝋ラップの使い方
蜜蝋ラップは色んな使い方ができるんですよ。例えば、、
- 野菜やフルーツ・パンなどを直接くるむ
- お弁当のおにぎりやサンドイッチを包む
- プラスチックラップの代わりとして、食材や料理の入った食器のカバーに
- プレゼントのラッピングに(夏期以外)
これ以外にもあなたの工夫次第で用途は増えますよ!
蜜蝋ラップを使うときに注意すること
使用期限は1年です。
熱に弱いので取り扱いに少し注意が必要です。
使うときに注意すること
- 食洗機・電子レンジは使用不可
- 65℃以上のお湯で洗わない
- グイっと絞らない
- フルーツの酸で蜜蝋が溶けるので、柑橘類には使わない
- 生肉・生魚・油分の多い食品は直接包まない
蜜蝋ラップは手作りもできる!
というわけで環境にも健康にも優しいエコな蜜蝋ラップですが、ひとつ難点は少々高いということ。
小さなサイズでも1000円くらいします。
でも使い捨てじゃなく、何度も使えるから経済的にもお得かも知れません。
そしてなんなら、自分で蜜蝋ラップを手作りすることもできるのです!
蜜蝋ラップの作り方
準備するもの
- 綿100%の布
- ミツロウ
- オーブンペーパー
- アイロンとアイロン台
1 アイロン台にオーブンペーパーをひく
好みの大きさにカットした布よりも大きなオーブンペーパーをひいてくださいね。
2 布をのせて、その上にミツロウをばらまく
オーブンペーパーの上に布を広げ、布のうえにミツロウを散らします。
粒状のものならそのまま散らし、ブロックタイプのミツロウであればチーズおろし器などで細かくしてばらまきます。
3 その上にまたオーブンペーパーをひく
ミツロウをばらまいた布の上に、さらにオーブンペーパーを広げます。
4 アイロンでミツロウを溶かしていく
ミツロウが溶けて布全体になじむよう、アイロンをかけていきます。
5 シートをはがして布を乾かす
5分くらいで乾きます。乾いたらすぐに使えますよ!
まとめ
ナチュラル派が大注目の蜜蝋ラップ、日本でもこれからきっと見かけることが多くなると思いますよ。
楽天でも購入できるので、興味のある方はチェックしてみて下さいね。