こんにちは、Sacchi です。
今日はシドニーの公立小学校の様子を皆さんとシェアしたいと思います。
なぜなら日本の学校と随分違っていて、興味深いから!
今まで日本にしか住んだ事がなくて、ほぼ日本人としか交流がなかった私にとって、日本と海外の学校の違いは、こちらに来て衝撃的な出来事ベスト3に入ります。日本の学校しか知らないから、驚くことがたっくさん!
では、入学した時のお話です。
初めての海外の小学校訪問
シドニーに来た当初、娘の入学手続きで必要な書類を学校へ届ける事がありました。
初めての海外の小学校訪問に、家族3人共ドキドキ(私だけだったかな⁈ドキドキしてたの)。ダンナさんが事務所の女性に声をかけると、その女性の一言目は「あら、いいタトゥー入ってるわね♡」
!!!! ここ小学校ですよね⁈ ね?? 小学校の事務員さんが最初に放った言葉は、ダンナさんのタトゥーについてだったーっっ!
ズッコケそうになりながらも、肩にのってた何か重いものがすっと取れて、気持ちが軽くなったのでした。
そう、オーストラリアの人々は、ファッションの一環としてタトゥーを気軽に入れています。日本ではまだまだ入れている人は少ないですし、職業によってはNGだったり温泉に入れなかったり、タトゥー好きの人には住みづらいかも知れません。
この国はそういった規制がなく、ポリスや学校の先生のようにお堅い職業でもOK! 誰も気にしません💦
来た当初は、娘も私も全く英語が話せなくて、不安そうにしている娘を見て事務員の女性は、「子供はYes かNoだけ言えれば大丈夫!」と言ってくれました。その一言にどれだけ救われたか!
その女性もいい感じのタトゥーが入ってました♡
ピカピカの一年生!
さて、学校初日、娘は緊張MAXの状態。こちらに伝わってきます。
クラスルームに入って行くまで手を振って見送っていると、不安いっぱい、でも頑張って笑顔を出そうとしている姿を見て、涙があふれそうになりました。
もし私が娘と同じ環境にされたら・・?私だったら無理だー!!ピカピカの一年生を外国で迎えて、しかも日本人学校とかではなく、公立の小学校にポンっと入れられて。。言葉も通じないし・・
公立小学校は1年生から6年生まで、全クラス9:00-3:00まで。そして基本的に卒業するまで保護者の送り迎えが義務づけられています。
3:00にお迎えに行き、校舎の下で待っている時は、私が不安でいっぱいでした。一日中泣いてたんじゃないだろうか?明日からもう行きたくないとか言うかなぁ?
そんな不安をよそに、娘は2人のお友達と肩を組んで3人で出て来ました!!!初日からお友達できたの⁈まだ英語話せないのに⁈
またまたズッコケそうになりながらも、たくましい娘の姿を見て、私も頑張らなくっちゃと気合いが入ったのでした。
教科書ないの!
学校が始まって最初にビックリしたこと。。。
それは、教科書がないっっ!!こと。
日本の小学一年生といえば、ピカピカのランドセルに教科書を詰めて重そうに登校してますよね?お道具箱にはピカピカのハサミやホッチキスなどの文房具がびっしり。授業は先生が教科書通りに進めるので、どのクラスも同じレベルになるようなシステムです。
オーストラリアの小学校は、全て先生が授業をオーガナイズします。算数などはこの学年ではここまで進める(例えば、掛け算は2年生、割り算は3年生など)というざっくりな決まりはあると思いますが。なので、その日の授業で必要なテキストは先生が用意をしてくれて、教科書というものがないのです。
先生にとっては、日本よりオーストラリアの方が大変なのではないかと思います。年間の段取りを組んで、すべて自分で授業の準備をする必要があるから。子供にとっては、毎年新鮮ですよね、先生によってスタイルが様々で。去年の娘の先生は天文学が得意で、宇宙について色々学べて楽しかったそうです。
クラスで使うノートも学校で用意され、普段は家へ持って帰ってこないので、たぶん私だけでなく(と思いたいっ!)ネイティブのママたちも子供がどんな勉強をしているのか、ちゃんと把握してないと思います💦私は楽しく学べているならOKなので、あまり気にしていません。今日はどんな授業だったのか、子供から話を聞くのも楽しいですし。勉強より大切な事、色々ありますよね~!
いかがでしたか?海外の学校の様子に興味をもってもらえたら嬉しいです。
また、楽しいびっくりなお話をシェアしたいと思います。
初日の様子が目に浮かんで私まで涙が出そうになって…でも肩組んで出てきたところも想像できてズッコケちゃったw 頼もしい‼︎さすがだなあ…
にゃは